チャンギ国際空港から市内中心部への移動アクセス方法

チャンギ国際空港

シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi International Airport)は、シンガポール市内の中心部から約23km東に位置しています。

市内への移動アクセス方法としては、料金の安い順に、路線バス・MRT(鉄道)、空港シャトルバス、タクシー、リムジンがあります。

シンガポール・チャンギ国際空港から市内中心部へのアクセス移動手段

料金だけを考慮すれば、MRTか路線バスが一番安いですが、予算だけでなく、所要時間、利便性などを考慮して自分にあった移動手段を選択しましょう。以下、各移動手段を詳細に紹介します。

MRT(地下鉄)
料金:市内中心部までS$2.4~(約250円~)。
所要時間:約30分
路線バス
料金:市内中心部までS$2.5~(約250円~)。
所要時間:約30分
エアポート・シャトルバス
料金:市内中心部までS$9(約950円)。
所要時間:約60分
タクシー
料金:市内中心部までS$20~40(約2000~4000円)。
所要時間:30分~40分
リムジン
料金:市内中心部までS$55~(約5800円~)
所要時間:30分~40分

MRTでシンガポール市内へアクセス移動

MRTは、Mass Rapid Transit(マス・ラピッド・トランジット)の略称です。

2003年7月22日に、MRT東西線(EastWest Line)のチャンギ・エアポート支線として「チャンギ・エアポート駅」が開設しています。

「チャンギ・エアポート駅」から2駅目にある「タナ・メラ(Tanah Melah)駅」で、MRT東西線の本線と支線が合流しています。

そこで、チャンギ国際空港のターミナルから「チャンギ・エアポート駅」へと移動してMRTに乗車。タナ・メラ駅で乗り換えて、シンガポール市内の中心部へと移動することができます。チケットは券売機で購入できます。

Singapore MRT

MRTの乗り場

MRTの「チャンギ・エアポート(Changi Airport)駅」は、チャンギ国際空港のターミナル2とターミナル3の中間あたりの地下に位置しています。

ターミナル1から利用する場合は、2階出発ロビーから無料の「スカイトレイン」に乗車し、ターミナル2へ移動(約2分ごとに運行)。「Train To City」という案内標識に沿って地下の駅へと進みます。

ターミナル2、ターミナル3からは、案内標識に従って地下の駅へと進みます。

料金が安い上、渋滞もなく、とても便利なMRTです。ただし、24時間運行ではないため、夜の到着便を利用する旅行者は注意が必要です。
「チャンギ・エアポート駅」の始発時間は、月~金は5時31日。日曜・祝日は5時59分。市内方面への最終列車は、23時18分です。
料金
市内中心部までS$2.4~。
※S$1はデポジットで下車時に返金されます。
所要時間
05:31~23:18の時間帯、約12分間隔で運行。市内中心部まで約45分が目安。

MRTの路線図

SBS社の公式サイトで、MRTの路線ルート、駅情報、始発・終電等を確認できます。

シンガポールのMRTの路線図

出典:SBS Transit

MRTでオーチャードロードへアクセス

MRTでオーチャードロードへ行く場合は、MRTでマリーナベイサンズへ行く場合は、「タナ・メラ(Tanah Melah)駅」でMRT東西線本線の西行きに乗り換えます。※乗り換えはホームの反対側なので迷いません。

そして「シティ・ホール(City Hall)駅」で「南北線(NorthSouth Line)に乗り換えて、「サマーセット(Somerset)駅」、あるいは「オーチャード(Orchard)駅で」で下車します。

MRTでマリーナベイサンズへアクセス

MRTでマリーナベイサンズへ行く場合は、「タナ・メラ(Tanah Melah)駅」でMRT東西線本線の西行きに乗り換えます
※乗り換えはホームの反対側なので迷いません。

そして、「ブギス(Bugis)駅」で「ダウンタウン線(DownTown Line)に乗り換えて「ベイフロント(Bayfront)駅」で下車します。

路線バスでシンガポール中心部へアクセス

Singapore Bus

チャンギ国際空港からシンガポール市内へは、SBSトランジット社が路線バスを運行しています。

チャンギ国際空港の各ターミナルの地下にあるバスターミナルに路線バスの乗り場があります。

バス料金は、行き先によって異なりますが、市内中心部までS$2.5~が目安です。市内中心部までの所要時間は約60分が目安です。

バス運賃は乗車時に支払う仕組みですが、キャッシュの場合、お釣りが出ません。乗車前に小銭を用意しておく必要があります。

路線バスを利用する場合は、キャッシュよりも、ez-linkカードが便利です。料金もキャッシュより安くなります。

SBS社の公式サイトで、ルートや料金を確認できます。
BUS – SBS Transit

チャンギ国際空港から市内中心部へ運行する主な路線バス

路線バス36番
空港と市内を巡回して運行。主な停留所は、マリーナ・パレード、ラッフルズ通り、スタンフォード通り、オーチャード通り、他。
平日は06:03~00:41、土曜は06:00~00:44、日曜・祝日は06:01~00:35の時間に、約10分~15分間隔で運行。
路線バス24番
アン・モ・キオ駅行き。主な停留所は、タナ・メラ駅、チャンギ通り、パヤ・レバ通り、他。
平日は05:45~00:09、土曜は06:11~00:10、日曜・祝日は06:07~00:07の時間に、約10分~20分間隔で運行。
路線バス53番
ビシャン行き。主な停留所は、パシール・リス通り、タンパイン通り、パヤ・レバ通り、アン・モ・キオ通り、他。
平日は05:49~00:20、土曜は05:53~00:22、日曜・祝日は05:52~00:17の時間、約6~12分間隔で運行。

エアポート・シャトルバスでシンガポール中心部へアクセス

チャンギ国際空港のシャトルバス

エアポートシャトルバスは、チャンギ国際空港と市内各所にあるホテルとを結ぶ、乗り合い形式(6~8人乗り)のシャトルバスです。

チャンギ国際空港のターミナル1・2・3の各到着階にある「グランド・トランスポート・コンシェルジュ(Grand Transport Concierges)」で乗車手続き・料金の支払いをする仕組みです。

料金は一律で、大人S$9、子供S$6。

15~30分間隔で24時間運行しており、空港近くのチャンギ ヴィレッジ ホテルとセントーサ島のホテルを除くほとんどのホテルへ行きます。

乗り合いのため、他の利用客が降りるエリアによって順番が変わります。所要時間が読みにくいため、余裕を持たせた方がいいです。

エアポートシャトルバスは深夜も運行しています。深夜に空港に到着する場合は、タクシーよりも安く移動できるメリットがあります。

ネットから予約することも可能です。
シンガポール・チャンギ空港 シャトルバス 乗車予約

タクシーでシンガポール中心部へアクセス

空港からタクシーを利用する場合は、タクシー料金に加えて別途、空港利用料S$3が加算されます。

また曜日、時間帯によって料金が加算されます。
平日の06:00~09:30、全日18:00~00:00の渋滞時間は25%割増です。
金曜~日曜の17:00~00:00の時間帯はS$5がプラスされます。
曜日にかかわらず、00:00~06:00の時間帯は、50%割増の深夜料金となります。

チャンギ国際空港のタクシー乗り場

タクシーは、各空港ターミナルビルの到着ホールを外に出たところにあります。

料金
S$20~40が目安です。
所要時間
市内中心部まで約30分が目安。

リムジン・ラージタクシーでシンガポール中心部へアクセス

リムジン・ラージタクシーは、大人数向けのリムジンタクシーです。チャンギ国際空港のターミナル1・2・3の各到着階にある「グランド・トランスポート・コンシェルジュ(Grand Transport Concierges)」で乗車手続き・料金の支払いをする仕組みです。

料金は、4人乗りリムジンの場合、S$55。
7人乗りリムジンの場合、S$60です。

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