2022年・2023年版インドの祝日 / 休日 / 記念日カレンダー

India, Festival

インドの祝日事情

インドを訪れる旅行者、あるいは現地に住んでいる方にとって気になるのはインドの祝日/休日です。祝日には役所をはじめ、一部観光地も閉まります。

そして、宗教ごとに様々な祝祭日があります。多神教の国だけあって、ヒンズー教、イスラム教、キリスト教などの宗教ごとに祝祭日があります。

ヒンドゥー教のお祭りともなれば、神像が人々に担がれ、巨大な山車が繰り出す様は壮観です。人々の熱気もヒートアップ!

インドのほぼ全域で祝われる宗教的なお祭りには、ディワリ、ガネーシュ / Chaturthi、ホーリー、ダシャミなどのヒンズー教のお祭り、そして断食明け大祭、犠牲祭などイスラム教のお祭りがあります。

これらの祝祭日は、ヒンドゥー暦やヒジュラ暦(イスラム暦)に沿って決まるため、毎年、日付が異なります。そのため、インドの祝日スケジュールは非常に複雑です。

インド国定暦

様々な暦が存在・混在するインド。インド政府は西暦1957年以降、「統一暦」として「インド国定暦」を公式採用しています。

インド国定暦は、紀元をサカ紀元とするサカ暦を元にしています。インドの伝統的なヒンドゥー暦が太陰太陽暦であるのに対して、インド国定暦は太陽暦です。

インド政府やインドの主要メディアは、グレゴリオ暦(西暦)を使用すると共に、インド国定暦を併記することが多くあります。また、地域・民族によってはイスラム暦やベンガル・カレンダーなど各地域・民族固有の暦を併用します。

インド全州共通の祝日(Gazetted Holidays)

前置きが長くなりましたが、インドでは、中央政府が定める全州共通の祝日(Gazetted Holidays)と、選択制の祝日(Restricted holidays)というという2種類の祝日があります。

インド全州共通の祝日(Gazetted Holidays)は、文字とおりインド全州一律で祝日となり、2022年は14日あります。
※デリーのみ固有の祝日が3日あり、合計17日の祝日があることになります。

14日ある「インド全州共通」の祝日のうち、以下の祝日は、インドの国民の祝日(National Holiday)という扱いとなっています。

  • 1月26日 共和国記念日 / Republic Day
  • 8月15日 独立記念日 / Independence Day
  • 10月2日 マハトマ・ガンディー生誕日 / Gandhi Jayanti

選択制祝日(Restricted Holidays)

「選択制祝日」は、インドの各州政府が設定した12日間の祝日リストの中から、各自が任意の3日間を選び、自由に祝日にできる仕組みです。

なお、中央政府(デリー、ニューデリー地区)は、中央政府が定めた34日間の祝日リストの中から2つを選ぶ仕組みです。中央政府は他州と比べて様々な出身地・宗教の人がいるということが背景にあります。

この「選択制祝日」は、日本では馴染みのない仕組みですが、多様な出身地の人間と宗教が混在するインドならではの配慮が伺えます。

インドの祝日は、全国一律で祝日となる「インド全州共通の祝日」(Gazetted Holidays)と、州ごとの個人が選択できる「選択制祝日」(Restricted Holidays)の合計という形になります。

なお、インドでは祝日が土曜・日曜と重なる場合でも、振替休日の制度はありません。

以下、主なものをまとめてみましたが、正確さを保証するものではありません m(_ _)m

2022年インドの祝日/休日カレンダー

※赤字がインド全州共通の祝日(Gazetted Holidays)です。

2022年1月1日(土)元旦 / New Year
2022年1月26日(水)共和国記念日 / Republick Day
1950年にインド共和国憲法が発布されたことを祝う祝日です。インド全域の州都で公式行事があります。特にデリーでは、大統領官邸(Rashtrapati Bhavan)からインド門(India Gate)まで続くラージパト(Rajpath)と呼ばれる大通りでは、軍隊、ラクダ、象や民族衣装をまとったパレードなどが大々的に繰り広げられます。
デリーでは交通規制が敷かれ、午前中は飛行機も欠航するようです。デリーを訪れる方は、移動手段などに注意が必要です。
2022年1月13日(木)~16日(日)ポンガル(マカラ・サンクラーンティ)/ Pongal Pongal(Makara Sanranti)
タミル・ナードゥ州など南インドの収穫祭です。4日間にわたって祝われ、メインは1月14日。額に牛の角をお化粧して、ポンガルと呼ばれる甘くし味つけしたご飯を食べて祝います。タミルナードゥ州、アーンドラ・プラディーシュ州ではポンガル、カルターナカではマカラ・サンクラーンティと呼ばれています。
2022年3月1日(火)マハ・シヴァラートゥリ / Maha Sivaratri Mahashivratri
インド全域で祝うヒンドゥー教シヴァ神のお祭りです。シヴァ寺院では夜を徹して賛歌が歌われ、プージャーが行われます。ことにバナーラスやカジュラーホーで盛大に祝います。
2022年3月18日(金)ホーリー / Holi
春の訪れを熱狂的に祝うヒンズー教の大祭です。インド3大祭りの1つでインド全域で祝われます。街中では色粉や水かけをする光景がいたるところで繰り広げられます。
2022年4月10日(日)ラーマナバミ / Ram Navami
ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の7番目の化身であるシュリーラーマ(叙事詩ラーマーヤナの主人公であるラーマ)の生誕を祝うヒンドゥー教の春祭りです。ラーマは、ヒンドゥー教のヴィシュヌ派の伝統において特に重要とされています。
2022年4月14日(木)マハーヴィーラ / Mahavir Jayanthi
ジャイナ教の教祖、マハービーラの生誕を祝うジャイナ教の中で最も重要な祭日です。
2022年4月15日(金)聖金曜日 / Good Friday
キリスト教の復活祭の前の金曜日にあたる日です。「キリスト受難祭」「受苦日」とも呼ばれます。教会では厳粛なミサが執り行われます。
2022年5月1日(日)メーデー(勤労感謝の日) / Labor Day
毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。
2022年5月3日(火)断食明け大祭 / イドル・フィトリ / Idul Fitri
ヒジュラ暦第10月1日・2日に、1ヶ月間続いたラマダン(断食)の終わりを盛大に祝うイスラム教最大のお祭りです。イスラム世界では、5月2日(月)・3日(火)にお祝いします。イード・アル=フィトル(Eid Al-Fitr / Eid Ul Fitr / Eidul Fitr)と呼ばれ。イードは祝宴を意味し、フィトルは断食の終わりを意味するアラビア語です。ヒジュラ暦のため、毎年日付けが異なります。
2022年5月16日(月)釈迦誕生祭 / Buddha Purnima
お釈迦様の生誕、悟り、そして死を祝う日です。日本では、灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、花祭(はなまつり)といった名称で呼ばれる日です。
2022年7月10日(日)イスラム犠牲祭(メッカ巡礼最終日) / イドル・アドハ / Idul Adha
イスラム教の最初の預言者・イブラーヒーム(アブラハム)が、自らの長男であるイスマーイール(イシュマエル)をアッラーフへの犠牲として捧げた事を記念する祭日です。世界中のイスラム教徒によるメッカへの巡礼の最終日にあたります。
2022年7月10日(土)イスラム新年 / Muharram
イスラムのヒジュラ暦の元旦です。預言者ムハンマドがメッカからメディナ(ヤスリブ)へ聖遷(ヒジュラ)した年を元年としています。
2022年8月15日(月)独立記念日 / Independence Day
1947年同日、インドが独立したことを祝う記念日です。インド各地で国旗掲揚が行われます。
2022年8月19日(金)ジャンマシュタミ祭 / Janmashtami
ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の8番目の化身であるクリシュナ神の誕生を祝うのヒンドゥー教のお祭りです。空中に高く吊るされたダヒハンディと呼ばれる壺まで人間ピラミッドを組み、壺を割ってお祝いします。
2022年10月2日(日)ガンジー生誕記念日 / Gandhi Jayanti / Mahatma Gandhi’s Birthday
インドの国父、マハトマ・ガンジーの生誕を祝う祝日です。
2022年10月5日(水)ダシャラー祭 / Dussehra
叙事詩「ラーマーヤナ」でラーマ王子が魔王ラーヴァナとの戦いの末に勝利したことをお祝いするお祭りです。インド各地で魔王ラーヴァナをかたどった巨大な人形を燃やす催しを見ることができます。
2022年10月9日(日)マウリッド・ナビ(モハメッド降誕祭) / Anniversary of the birth of Prophet Mohammad / Milad un-Nabi
預言者ムモハメッド(ハンマド)の生誕を祝う祭日です。ヒジュラ暦(イスラム暦)の第3月の12日に当たる日で、イスラム世界で祝う聖者生誕祭(マウリド)の中でも、特に盛大にお祝いする日です。
2022年10月24日(月)ディーパバリ(ディワリ)/ Deepavali(Diwali)
インドの3大祭りの1つで、別名「光の祭り」とも呼ばれます。10月末から11月初めのインド歴の第七番目の月の初めの日に祝います。「ディパー」とはサンスクリット語で「光」、「バリ」は「列」の意味です。インド北部ではディワリ(Diwali)と呼ばれています。富と幸運の女神ラクシュミーを祝い、商売繁盛、幸運祈願を願って家の戸口に灯明を灯し、ラクシュミー女神を招きます。
2022年11月8日(火)グル・ナーナク誕生日 / Guru Nanak Jayanti / Guru Nanak’s Birthday
シーク教の開祖で、最初のシク教のグルであるナーナクの生誕を祝う祭日です。シク教徒の最大のお祭りで、お祭りの2日前からお祈りの祭礼が行われます。
2022年12月25日(日)クリスマス / Christmas
イエス・キリストの生誕を祝うキリスト教で最も重要な祝日の一つです。インドでは主に西海岸のゴア、ムンバイ、ケララ州等にキリスト教徒が多くおり、盛大にお祝わいします。
2022年12月26日(月)ボクシングデー / Boxing Day
キリスト教に由来した祝日で、元々は教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから「Boxing Day」と呼ばれます。

2023年インドの祝日/休日カレンダー

以下、主なものをまとめてみましたが、正確さを保証するものではありません m(_ _)m

※赤字がインド全州共通の祝日(Gazetted Holidays)です。

2023年1月1日(日)元旦 / New Year
2023年1月15日(日)~18日(水)ポンガル(マカラ・サンクラーンティ)/ Pongal Pongal(Makara Sanranti)
タミル・ナードゥ州など南インドの収穫祭です。4日間にわたって祝われ、メインは1月14日。額に牛の角をお化粧して、ポンガルと呼ばれる甘くし味つけしたご飯を食べて祝います。タミルナードゥ州、アーンドラ・プラディーシュ州ではポンガル、カルターナカではマカラ・サンクラーンティと呼ばれています。
2023年1月26日(水)共和国記念日 / Republick Day
1950年にインド共和国憲法が発布されたことを祝う祝日です。インド全域の州都で公式行事があります。特にデリーでは、大統領官邸(Rashtrapati Bhavan)からインド門(India Gate)まで続くラージパト(Rajpath)と呼ばれる大通りでは、軍隊、ラクダ、象や民族衣装をまとったパレードなどが大々的に繰り広げられます。
デリーでは交通規制が敷かれ、午前中は飛行機も欠航するようです。デリーを訪れる方は、移動手段などに注意が必要です。
2023年2月18日(土)マハ・シヴァラートゥリ / Maha Sivaratri Mahashivratri
インド全域で祝うヒンドゥー教シヴァ神のお祭りです。シヴァ寺院では夜を徹して賛歌が歌われ、プージャーが行われます。ことにバナーラスやカジュラーホーで盛大に祝います。
2023年3月8日(水)ホーリー / Holi
春の訪れを熱狂的に祝うヒンズー教の大祭です。インド3大祭りの1つでインド全域で祝われます。街中では色粉や水かけをする光景がいたるところで繰り広げられます。
2023年3月30日(木)ラーマナバミ / Ram Navami
ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の7番目の化身であるシュリーラーマ(叙事詩ラーマーヤナの主人公であるラーマ)の生誕を祝うヒンドゥー教の春祭りです。ラーマは、ヒンドゥー教のヴィシュヌ派の伝統において特に重要とされています。
2023年4月4日(火)マハーヴィーラ / Mahavir Jayanthi
ジャイナ教の教祖、マハービーラの生誕を祝うジャイナ教の中で最も重要な祭日です。
2023年4月7日(金)聖金曜日 / Good Friday
キリスト教の復活祭の前の金曜日にあたる日です。「キリスト受難祭」「受苦日」とも呼ばれます。教会では厳粛なミサが執り行われます。
2023年4月9日(日)復活祭(イースター) / Easter Sunday
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に蘇ったことを記念する復活祭は、キリスト教の典礼暦における最重要の日です。英語では「Easter」(イースター)と言われています。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わる移動祝日です。
2023年4月22日(土)断食明け大祭 / イドル・フィトリ / Idul Fitri
ヒジュラ暦第10月1日・2日に、1ヶ月間続いたラマダン(断食)の終わりを盛大に祝うイスラム教最大のお祭りです。イスラム世界では、4月21日(金)・22日(土)にお祝いします。イード・アル=フィトル(Eid Al-Fitr / Eid Ul Fitr / Eidul Fitr)と呼ばれ。イードは祝宴を意味し、フィトルは断食の終わりを意味するアラビア語です。ヒジュラ暦のため、毎年日付けが異なります。
2023年5月1日(月)メーデー(勤労感謝の日)/ Labor Day
毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。
2023年5月5日(金)釈迦誕生祭 / Buddha Purnima
お釈迦様の生誕、悟り、そして死を祝う日です。日本では、灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、花祭(はなまつり)といった名称で呼ばれる日です。
2023年6月29日(木)イスラム犠牲祭(メッカ巡礼最終日 / イドル・アドハ / Idul Adha
イスラム教の最初の預言者・イブラーヒーム(アブラハム)が、自らの長男であるイスマーイール(イシュマエル)をアッラーフへの犠牲として捧げた事を記念する祭日です。世界中のイスラム教徒によるメッカへの巡礼の最終日にあたります。
2023年7月29日(土)イスラム新年 / Muharram
イスラムのヒジュラ暦の元旦です。預言者ムハンマドがメッカからメディナ(ヤスリブ)へ聖遷(ヒジュラ)した年を元年としています。
2023年8月15日(火)独立記念日 / Independence Day
1947年同日、インドが独立したことを祝う記念日です。インド各地で国旗掲揚が行われます。
2023年9月6日(水)ジャンマシュタミ祭 / Janmashtami
ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の8番目の化身であるクリシュナ神の誕生を祝うのヒンドゥー教のお祭りです。空中に高く吊るされたダヒハンディと呼ばれる壺まで人間ピラミッドを組み、壺を割ってお祝いします。
2023年9月28日(木)マウリッド・ナビ(モハメッド降誕祭) / Anniversary of the birth of Prophet Mohammad / Milad un-Nabi
預言者ムモハメッド(ハンマド)の生誕を祝う祭日です。ヒジュラ暦(イスラム暦)の第3月の12日に当たる日で、イスラム世界で祝う聖者生誕祭(マウリド)の中でも、特に盛大にお祝いする日です。
2023年10月2日(月)ガンジー生誕記念日 / Gandhi Jayanti / Mahatma Gandhi’s Birthday
インドの国父、マハトマ・ガンジーの生誕を祝う祝日です。
2023年10月24日(火)ダシャラー祭 / Dussehra
叙事詩「ラーマーヤナ」でラーマ王子が魔王ラーヴァナとの戦いの末に勝利したことをお祝いするお祭りです。インド各地で魔王ラーヴァナをかたどった巨大な人形を燃やす催しを見ることができます。
2023年11月12日(日)ディーパバリ(ディワリ)/ Deepavali(Diwali)
インドの3大祭りの1つで、別名「光の祭り」とも呼ばれます。10月末から11月初めのインド歴の第七番目の月の初めの日に祝います。「ディパー」とはサンスクリット語で「光」、「バリ」は「列」の意味です。インド北部ではディワリ(Diwali)と呼ばれています。富と幸運の女神ラクシュミーを祝い、商売繁盛、幸運祈願を願って家の戸口に灯明を灯し、ラクシュミー女神を招きます。
2023年11月27日(月)グル・ナーナク誕生日 / Guru Nanak Jayanti / Guru Nanak’s Birthday
シーク教の開祖で、最初のシク教のグルであるナーナクの生誕を祝う祭日です。シク教徒の最大のお祭りで、お祭りの2日前からお祈りの祭礼が行われます。
2023年12月24日(土)クリスマス・イブ / Christmas Eve
クリスマス・イブは、ほとんどのオフィスや企業は営業します。
2023年12月25日(日)クリスマス / Christmas
イエス・キリストの生誕を祝うキリスト教で最も重要な祝日の一つです。インドでは主に西海岸のゴア、ムンバイ、ケララ州等にキリスト教徒が多くおり、盛大にお祝わいします。
2023年12月26日(月)ボクシングデー / Boxing Day
キリスト教に由来した祝日で、元々は教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから「Boxing Day」と呼ばれます。
タイトルとURLをコピーしました