インドネシア旅行の基本情報

Jakarta

インドネシアの基本知識

正式国名
日本語表記: インドネシア共和国
インドネシア語表記: Republik Indonesia(レプブリク・インドネシア)
英語表記: Republic of Indonesia
首都
ジャカルタ(Jakarta)。単独でジャカルタ首都特別州 (Propinsi Daerah Khusus Ibukota Jakarta) を構成する特別市で、人口は950万人強。近郊を含む都市圏人口は約3,120万人と世界屈指のメガシティです。
面積
1,919,440km2。日本の約5倍の大きさです。
人口
2億6416万人(2018年総計)。中国、インド、アメリカ合衆国に次ぐ世界第4位。2050年の推計人口は約3億人。
政治体制
1949年12月のハーグ円卓会議で、オランダから無条件で独立承認を得たインドネシアは、国の標語として「多様性の中の統一」(Bhinneka Tunggal Ika)を掲げています。
国家元首である大統領は行政府の長を兼ねており、首相職はありません。大統領は、2004年から国民の直接選挙で選ばれており、任期は5年、再選は1度のみ。
民族構成
約300の民族がいる多民族国家。ジャワ人が45%、スンダ人が14%、マドゥラ人が7.5%、沿岸マレー人が7.5%で、など大多数がマレー系住民です。その他が26%、中国系が約5%。
言語
インドネシア語が公用語であり国語。インドネシア各地域では、語彙も文法規則も異なる583以上の言葉が日常生活で使われています。
宗教
イスラム教が76.5%、キリスト教が13.1%(プロテスタント5.7%、独立教会4.0%、カトリック2.7%、他)、ヒンドゥー教が3.4%、伝統信仰が2.5%、無宗教が1.9%、その他が2.6%(ブリタニカ国際年鑑2007年版)。
バリ島ではヒンドゥー教、スラウェシ島北部ではキリスト教(カトリック)、東部諸島およびニューギニア島西部ではキリスト教(プロテスタント、その他)が優位という地域的特性があります。
国歌
「インドネシア・ラヤ」(Indonesia Raya)。「大インドネシア」「偉大なるインドネシア」といった意。
インドネシア国歌「インドネシア・ラヤ」 | 世界の国歌 ? National参照。
時差
東西に大きく広がるインドネシアには、3つの時間帯があります。サマータイムはありません。
西部時間:日本より2時間遅れ。
ジャカルタがあるジャワ島、スマトラ島、ボルネオ島の西カリマンタンと中央カリマンタン。
中部時間:日本より1時間遅れ。
バリ島、ヌサ・トゥンガラ諸島、スラウェシ、ヌサ・トゥンガラ、西チモール、ボルネオ島の東カリマンタンと南カリマンタン。
東部時間:日本との時差はありません。
マルク諸島、パプア。

インドネシア旅行基本情報

ビザとパスポート
【ビザ】2015年6月12日から、30日以内の観光目的でインドネシアを訪問する日本人はビザ免除となっています。滞在延長はできません。対象となる入国地点はジャカルタやデンパサールなど29の空港、88の海港、7つの国境地点。詳細はインドネシア共和国観光省公式サイトのインドネシア入国ページを参照。
※ビザ免除で入国しても、上記の地点以外の空海港から出国する場合、到着ビザを取得する必要があります。
※31日以上の観光や商業目的でないスポーツ、研究・短期講座・短期トレーニング、商談、商品の購入、ボランティア等が入国目的の場合は、到着ビザ(VOA)をRp50万で取得(30日間有効で、現地入国管理局にて更に30日に限って延長できます)。
【パスポート】パスポートの有効残存期間は入国時点で6ヵ月以上必要。査証欄には、ビザなしの場合は連続2ページ以上、ビザ申請の場合は3ページ以上の空白ページが必要です。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあります。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認下さい。
インドネシア入国 – インドネシア共和国政府観光省
ビザ 申請(本人) – 在本邦インドネネシア共和国大使館
税関
免税となるのは、紙巻きタバコ200本、葉巻25本、きざみタバコ100g、アルコール1ℓ以内。
通貨 / 貨幣
インドネシアの通貨は、ルピア(Rupiah)で、「Rp.」と表記されます。
流通している紙幣は、1,000、2,000、5,000、10,000、20,000、50,000、100,000ルピアの7種類。
硬貨は、100、200、500、1,000ルピアの4種類。
Rp.1000≒7.82円(2021年9月30日時点)。
チップについて
レストランやホテルの料金にサービス料が含まれている場合、チップは不要です。チップはあくまで気持ちの問題なので、心地よいサービスを受けたと感じたならチップを渡しましょう。
一流ホテルでポーターに荷物を運んでもらったり、ルームメイドへのチップは約Rp.5,000が目安。レストランでは、5~10%ぐらいが目安。
なおタクシーを利用する際は、小額のおつりはチップとしてそのまま渡すことが一般的。
電圧と電源プラグ
電圧は220V、周波数は50Hzです。電源プラグ/コンセントの形状は、ヨーロッパ各国と同じく、丸ピン2本足のCタイプが一般的です。
日本国内の電化製品を使用する場合、変換プラグと変圧機能付電化製品が必要です。
変圧器の貸し出しサービスを行っているホテルもあります。持参しなかった場合は、フロントやビジネスセンターで尋ねてみましょう。
ロード・ウォーリアー 海外用電源形状変換プラグ エレプラグW (Cタイプ)
マルチタイプのプラグを準備しておくと便利です。

日本の電化製品を使用する場合は、海外用の電圧切替機能が付いたもの以外は変圧器とプラグアダプターが必要です。
ビデオ方式
テレビやビデオはPAL方式です。日本やアメリカが採用しているNTSC方式とは異なるため、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できません。ちなみに、インドネシア、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、ラオスなど東南アジアの多くの国でもPAL方式を採用しています。
DVD方式
【DVD方式】インドネシアのDVDソフトのリージョンコードは「5」です。一方、日本のリージョンコードは「2」です。そのため、「Allcode」と明記されているDVDでない限り、日本では見ることができません。海賊版のDVDの多くは、リージョンフリーですが、日本への持ち込みは違法となります。
飲料水
インドネシアの水道水はバリ島も含めて、絶対にそのまま飲むことは止めましょう! 町中のスーパーやコンビニなどで売られているミネラルウォーターを購入して飲みましょう。氷が入った飲み物にも注意です。煮沸した飲料水を出す店でも、氷は殺菌処理されていないケースがほとんどです。 また、果物以外の生ものも避けましょう。
マナー
バリ島では、新年のニュピに、外出や火を使用することは一切禁じられています。宿泊施設の敷地を外に出ると、旅行者でも警察に逮捕されます。
不浄の手とされている左手で、食べ物を持ったり、握手を求めないように注意しましょう。
頭は精霊が宿る神聖な場所なので、相手が子供でも頭を撫でることはタブーです。
飲酒について
イスラム教国とは言うものの、観光客に飲酒の制限は特にありません。街のスーパーマーケットなどでお酒やビールを購入できます。日系のデパートでは日本のお酒も置いてあります。
喫煙について
日本に比べて愛煙家が多いインドネシアですが、2006年からジャカルタで禁煙条例がスタート。公共施設や宗教行事開催の場所、公共交通機関などは禁煙です。指定された場所以外でタバコを吸うと罰金を課せられることがあります。
ビジネスアワー
都市や観光地、店によって異なりますが、一般的な営業時間の目安は以下の通り。
【銀行】月~金曜9:00~16:00、土曜9:00~12:00。日曜、祝日は休み。
【ショップ】都市や観光地では、毎日10:00~21:00。コンビニの多くは24時間営業。
【レストラン】都市や観光地では、毎日10:00~22:00が目安。 閉店時間の30分から1時間前にオーダーストップ。大都市では深夜営業や24時間営業の店もあり。
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