2025年 / 2026年版カンボジアの祝日・仏日・カレンダー

Cambodia

カンボジア旅行では、現地の祝日や文化を知っておくことが、旅をより深く楽しむための大切なポイントとなっています。このカレンダーでは、2025年のカンボジアの祝日や主な年間行事、そして人々の暮らしに息づく暦の文化をご紹介します。あなたのカンボジア旅行が忘れられないものになるよう、ぜひこの情報をお役立てください。

カンボジアの祝日:二つの暦と特別な日「仏日」

東南アジアの国々の中でも、カンボジアは祝日の多い国として知られています。特に仏教にまつわる祝日は、カンボジア独自の「クメール太陰太陽暦」に基づいて日付が決まるため、毎年少しずつ変わるのが特徴です。

このクメール太陰太陽暦は、月の満ち欠け(太陰暦)と太陽の動き(太陽暦)を組み合わせた特別な暦で、農耕のサイクルや仏教のお祭りなどが、自然とうまく合うように調整されています。

カンボジアでは、このクメール太陰太陽暦に沿って、月に4回ほど「仏日」(トゥガイ・セル)という仏教徒にとって非常に大切な日が設定されています。これらは国の定めた「公休日」ではありませんが、信心深いカンボジアの人々にとっては、心を清め、家族や地域との絆を深めるための、かけがえのない意味を持つ日です。この日には、多くの方々がお寺を訪れて美しいお供え物を捧げ、僧侶に寄進することで「功徳(くどく)」を積みます。

特にアンコールワット遺跡を観光される方はご注意ください。この仏日には、アンコールワットの第三回廊に入場できません。これは、仏教の大切な日として、聖なる場所をより静かに保つためです。旅の計画を立てる際は、仏日の日付を事前に確認しておくのがおすすめです。

カンボジアの休日:西暦と振替休日のルール

一方で、世界中で広く使われているグレゴリオ暦(西暦)も、カンボジアでは普段の生活や仕事で使われています。人々は、役所の手続きや国際的な取引では西暦を使い、昔ながらのお祭りや宗教行事の日程確認にはクメール太陰太陽暦を見るなど、二つの暦を上手に使い分けています。

カンボジアでは、土曜日と日曜日がほとんどの役所や会社、金融機関がお休みとなります。日本と同じように、多くの職場で週休二日制が取り入れられています。

また、2021年に発表されたカンボジア政府の通達により、日曜日と重なる祝日に関しては、従来行われていた翌日の振替休日の制度が廃止されました。そのため、祝日が日曜日に重なっても、翌月曜日が自動的に休日になることはありません。多くの企業では独自の判断で対応しているのが実情です。

カンボジア政府は2024年8月29日に、2025年の祝日カレンダーに関する政令第204号を正式に発表しました。この政令により、2025年の祝日(公休日)は、2024年より1日増え、合計23日と定められています。

カンボジア お祭り

2025年カンボジアの祝日 / 仏日 / 年間行事カレンダー

※赤字が国の祝日(公休日)です。
※緑字が仏日です。

2025年1月1日(水)新年元旦 / International New Year Day
西暦の新年元旦は、カンボジアでは公式な祝日(公休日)です。4月に盛大に祝うクメール正月に比べると、比較的穏やかに過ごされます。多くの官公庁や企業がお休みになり、家族や友人と静かに過ごすのが一般的です。
2025年1月6日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2025年1月7日(火)虐殺政権からの解放の日 / Victory Over Genocide Day
1979年1月7日は、ベトナム軍の支援を受けたカンボジア救国民族統一戦線がポル・ポト派の支配を終わらせ、プノンペンを解放した歴史的な日です。この日は、ポル・ポト政権下で犠牲になった約300万人もの人々を悼み、カンボジアの平和の尊さを再認識する重要な祝日(公休日)として、全国で式典が催され、午前7時には黙祷が捧げられます。
2025年1月13日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2025年1月21日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2025年1月28日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2025年1月29日(水)春節(中国暦正月)/ Chinese New Year
カンボジアの公式な祝日(公休日)ではありませんが、国内に多く暮らす華人系の人々が非常に盛大に祝う日です。特にプノンペンなどの都市部では、縁起を担ぐ赤い飾り付けが街中に施され、爆竹が鳴り響き、獅子舞なども披露されて賑やかになります。この時期に合わせて前後して休業する企業や職場も多いため、ビジネスへの影響が出ることがあります。2025年は1月28日(火)が大晦日、1月29日(水)が旧正月の元旦にあたります。
2025年2月5日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2025年2月12日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2025年2月20日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2025年2月26日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2025年3月6日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2025年3月8日(土)国際婦人デー / International Woman’s Day
女性の社会的地位向上と平等な権利を求める日として、世界中で祝われる国際デーです。カンボジアでは「母の日」としての意味合いも持ち、公式な祝日(公休日)として定められています。女性への感謝や敬意を表すイベントが行われたり、公共の場で女性の権利について啓発活動が行われたりします。2025年は土曜日に当たるため、多くの企業で振替休日となる場合があります。
2025年3月13日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2025年3月21日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2025年3月28日(金)仏日 / トゥガイ・セル
アンコールワット遺跡
2025年4月5日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2025年4月12日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2025年4月14日(月)~16日(水)クメール(カンボジア)正月 / Khmer New Year Day
年間を通じてカンボジア最大のイベントであり、国民が最も楽しみにしている祝日(公休日)です。多くのカンボジア人が故郷へ帰省し、家族や親戚と共に過ごします。各家庭では、お正月の定番料理である「アモック」(魚のココナッツカレー)などが作られます。元旦には、その年の干支に乗ったデヴァター(神)が天から地上に降りてくると信じられており、正月期間中はお寺に参拝し、一年の健康と幸福を祈ります。この時期、都市部は閑散としますが、地方は活気に満ち溢れます。カンボジア旅行を計画する際は、この期間の移動や観光施設の営業状況に注意が必要です。
2025年4月20日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2025年4月26日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2025年5月1日(木)メーデー / May Day(Labour Day)
労働者の権利を称え、労働運動の歴史を記念する国際的な日です。カンボジアでも公式な祝日(公休日)となっています。労働組合によるデモ行進が行われたり、政府が労働者の待遇改善を訴えたりすることもあります。
2025年5月4日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2025年5月7日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2025年5月11日(日)仏誕節 / ヴィサックボーチア / Visaka Bochea Day
仏教の開祖であるお釈迦様の誕生、悟りを開いた日(悟道)、そして入滅(涅槃)を記念する最も神聖な祭日です。カンボジアの公式な祝日(公休日)として盛大に祝われ、全国の仏教寺院では信者が集まり、特別な儀式や説法が行われます。タンブン(功徳を積む行為)が奨励され、線香をあげたり、花を供えたりする姿が見られます。2025年は日曜日に当たるため、法定では振替休日はありませんが、多くの企業で異なる対応がとられる場合があります。
2025年5月11日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2025年5月14日(水)シハモニ国王誕生日 / King Norodom Sihamoni’s Birthday
カンボジア現国王であるノロドム・シハモニ陛下の生誕を祝う公式な祝日(公休日)です。シハモニ国王は、国民から広く敬愛されており、この日には王室への忠誠と敬意を表する様々な行事が行われます。もともと3日間の連休でしたが、国の経済発展を優先する目的で2020年から1日に短縮されています。この日も官公庁や多くの企業は休みとなります。
2025年5月15日(木)王室始耕祭 / Royal Ploughing Ceremony Day
毎年、雨季の到来と農耕シーズンの開始を告げる重要な国事行事であり、公式な祝日(公休日)です。プノンペン市内の王室前の広場などで、国王や政府高官も列席のもと、伝統的な耕儀式が厳かに行われます。王室の聖牛に米、トウモロコシ、豆、ゴマ、草、水、酒の7種類の供物を提示し、牛が何を食べるかによってその年の農業の豊作や社会全体の吉凶を占う伝統的な儀式です。
2025年5月19日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2025年5月26日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2025年6月3日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2025年6月10日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2025年6月18日(水)モニク前王妃誕生日 / Queen Norodom Monineath Sihanouk’s Birthday
カンボジアの国民から絶大な尊敬と人気を集める、ノロドム・シハヌーク前国王の妃であり、現在のシハモニ国王の母親であるノロドム・モニニアット王太后の生誕を祝う公式な祝日(公休日)です。この日には、王太后の健康と長寿を願う行事が行われ、国民は王室への深い敬愛を示します。
2025年6月18日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2025年6月25日(水)仏日 / トゥガイ・セル
カンボジア 仏教寺院
2025年7月3日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2025年7月10日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2025年7月18日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2025年7m25日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2025年8月2日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2025年8月9日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2025年8月17日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2025年8月23日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2025年8月31日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2025年9月7日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2025年9月15日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2025年9月17日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2025年9月21日(日)~23日(火)プチュン・バン(盂蘭盆) / Pchum Ben Days
カンボジアのお盆にあたる仏教の重要な行事で、クメール正月と並んで国民が最も大切にする期間の一つです。この期間中、カンボジアの人々は故郷に帰り、複数の寺院を巡って先祖の供養を行います。お供え物には、甘いもち米の団子「バン」などがあり、本堂に投げる「バン投げ」というユニークな風習もあります。クメール正月と同様、多くのカンボジア人が帰省するため、都市部は閑散としますが、地方の寺院は参拝者で賑わいます。プチュン・バン期間中カンボジア旅行は、混雑や交通状況の変化に注意しましょう。プチュン・バン(盂蘭盆)の詳細
2025年9月22日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2025年9月24日(水)憲法記念日 / Constitutional Day
1993年9月23日、制憲議会が新しい憲法を発布し、立憲君主制を採択した日を記念する公式な祝日(公休日)です。これにより、ノロドム・シハヌーク国王が再び即位し、カンボジアは民主的な国家として新たなスタートを切りました。この日は、カンボジアの民主主義と主権の確立を祝う重要な日として、全国で記念行事が行われます。
2025年9月30日(火)仏日 / トゥガイ・セル
アンコールワット遺跡
2025年10月7日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2025年10月15日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2025年10月15日(水)ノロドム・シハヌーク前国王記念日(命日) / Commemoration Day of Former King Norodom Sihanouk
2012年10月15日に崩御されたノロドム・シハヌーク前国王を追悼する公式な祝日(公休日)です。シハヌーク前国王は、カンボジアの独立に尽力し、激動の時代を生きた国民的英雄として、今もなお深く敬愛されています。この日は、プノンペンにある独立記念塔などで追悼式典が行われ、国民は前国王の功績を偲び、冥福を祈ります。
2025年10月21日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2025年10月29日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2025年10月29日(水)シハモニ国王即位記念日 / King Norodom Sihamoni’s Coronation Day
2004年10月29日にノロドム・シハモニ国王がカンボジア国王として即位されたことを記念する公式な祝日(公休日)です。国王は、シハヌーク前国王の意思を受け継ぎ、国民の融和と発展のために尽力されています。この日には、プノンペン王宮周辺で祝賀行事や、国王への忠誠を誓う儀式が行われ、国民が一体となってお祝いします。
2025年11月4日(火)~6日(木)水祭り(ボン・オム・トゥーク) / Water Festival (Bon Om Touk)
毎年11月の満月の前後3日間にわたって開催される、カンボジアで最も華やかなお祭りの一つです。トンレサップ湖に逆流していたメコン川の水が、再び本流に向けて流れ始める「水の流れの転換」を祝うとともに、大地に恵みの雨をもたらすことに感謝する行事です。カンボジア各地でボートレースが行われますが、中でもプノンペンで開催される大会は最大規模を誇り、各州の予選を勝ち抜いた選手たちが熱いボートレースを繰り広げます。夜には先祖の供養と水の神様への感謝を込めて、美しい灯篭流しが行われ、花火が夜空を彩ります。水祭り期間中のカンボジア旅行は、活気あふれる雰囲気を楽しめますが、宿泊や移動の手配は早めに行いましょう。
2025年11月5日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2025年11月9日(日)カンボジア独立記念日 / Independent Day
1953年11月9日、カンボジアがフランスからの完全な独立を達成したことを祝う国家の公式な祝日(公休日)です。この日は、カンボジアの主権と自由を象徴する重要な祝日であり、首都プノンペンでは独立記念塔を中心に、早朝から厳粛な式典やパレードが催されます。全国民が国旗を掲げ、独立の喜びと平和への感謝を共有します。2025年は日曜日に当たるため、法定では振替休日はありませんが、多くの企業で異なる対応がとられる場合があります。
2025年11月13日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2025年11月20日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2025年11月28日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2025年12月5日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2025年12月13日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2025年12月19日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2025年12月27日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2025年12月29日(月)カンボジア平和の日 / Peace Day
カンボジアにおける長年の内戦と混乱を経て、平和が回復されたことを記念する比較的新しい祝日(公休日)です。2024年から国の祝日として制定されました。この日は、国民が平和の尊さを再認識し、国内の安定と発展への感謝を新たにする機会となります。
2025年12月7日(日)アンコールワット国際ハーフマラソン / Angkor Wat International Half Marathon
世界遺産アンコールワットを舞台に行われる国際的なハーフマラソン大会です。この大会は、カンボジアの子どもたちに無償で医療を提供するアンコール小児病院(Angkor Hospital for Children – AHC)への支援を目的としたチャリティイベントとして開催されています。国内外から多くのランナーが参加します。病院の設立・運営、そしてこのマラソン大会には日本人医師が深く関わっており、日本からも継続的な支援が寄せられています。歴史的な遺跡群の中を走るというユニークな体験ができます。大会公式サイト:Angkor Hospital for Children – AHC

2026年カンボジアの主要な祝日・お祭りリスト

カンボジアの祝日に関する2026年の公式発表はまだありません。以下に提示するリストは、過去の傾向やクメール太陰太陽暦に基づき、独自に予測したものです。最終的な旅の計画や公式な確認が必要な場合は、対象国の政府公式ウェブサイトを参照されることを強く推奨します。

カンボジアは仏教国であり、祝日には仏教に由来するものが多く含まれています。特に、クメール正月に代表されるクメール太陰太陽暦に基づいた祝日は、毎年日付が変わるため注意が必要です。また、休日が週末に重なった場合の振替休日制度は基本的にありません。銀行や政府機関は休みとなりますが、観光地のレストランやお店は営業していることが多く、旅行中はほとんど不便を感じないでしょう。

※赤字が国の祝日(公休日)です。
※緑字が仏日です。

2026年1月1日(木)新年元旦 / International New Year Day
西暦の新年元旦は、カンボジアでは公式な祝日(公休日)です。4月に盛大に祝うクメール正月に比べると、比較的穏やかに過ごされます。多くの官公庁や企業がお休みになり、家族や友人と静かに過ごすのが一般的です。
2026年1月4日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2026年1月7日(水)虐殺政権からの解放の日 / Victory Over Genocide Day
1979年1月7日は、ベトナム軍の支援を受けたカンボジア救国民族統一戦線がポル・ポト派の支配を終わらせ、プノンペンを解放した歴史的な日です。この日は、ポル・ポト政権下で犠牲になった約300万人もの人々を悼み、カンボジアの平和の尊さを再認識する重要な祝日(公休日)として、全国で式典が催され、午前7時には黙祷が捧げられます。
2026年1月12日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年1月20日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2026年1月27日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2026年2月17日(火)春節(中国暦正月)/ Chinese New Year
カンボジアの公式な祝日(公休日)ではありませんが、国内に多く暮らす華人系の人々が非常に盛大に祝う日です。特にプノンペンなどの都市部では、縁起を担ぐ赤い飾り付けが街中に施され、爆竹が鳴り響き、獅子舞なども披露されて賑やかになります。この時期に合わせて前後して休業する企業や職場も多いため、ビジネスへの影響が出ることがあります。2026年は2月16日(月)が大晦日、2月17日(火)が旧正月の元旦にあたります。
2026年2月2日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年2月10日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2026年2月18日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2026年2月25日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2026年3月5日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2026年3月8日(日)国際婦人デー / International Woman’s Day
女性の社会的地位向上と平等な権利を求める日として、世界中で祝われる国際デーです。カンボジアでは「母の日」としての意味合いも持ち、公式な祝日(公休日)として定められています。女性への感謝と敬意を表すイベントが行われたり、公共の場で女性の権利について啓発活動が行われたりします。2026年は日曜日に当たるため、法定では振替休日はありませんが、多くの企業で異なる対応がとられる場合があります。
2026年3月13日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2026年3月21日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2026年3月28日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2026年4月4日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2026年4月14日(火)~16日(木)クメール(カンボジア)正月 / Khmer New Year Day
年間を通じてカンボジア最大のイベントであり、国民が最も楽しみにしている祝日(公休日)です。多くのカンボジア人が故郷へ帰省し、家族や親戚と共に過ごします。各家庭では、お正月の定番料理である「アモック」(魚のココナッツカレー)などが作られます。元旦には、その年の干支に乗ったデヴァター(神)が天から地上に降りてくると信じられており、正月期間中はお寺に参拝し、一年の健康と幸福を祈ります。この時期、都市部は閑散としますが、地方は活気に満ち溢れます。カンボジア旅行を計画する際は、この期間の移動や観光施設の営業状況に注意が必要です。
2026年4月19日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2026年4月26日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2026年5月1日(金)メーデー / May Day(Labour Day)
労働者の権利を称え、労働運動の歴史を記念する国際的な日です。カンボジアでも公式な祝日(公休日)となっています。労働組合によるデモ行進が行われたり、政府が労働者の待遇改善を訴えたりすることもあります。
2026年5月3日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2026年5月4日(月)仏誕節 / ヴィサックボーチア / Visaka Bochea Day
仏教の開祖であるお釈迦様の誕生、悟りを開いた日(悟道)、そして入滅(涅槃)を記念する最も神聖な祭日です。カンボジアの公式な祝日(公休日)として盛大に祝われ、全国の仏教寺院では信者が集まり、特別な儀式や説法が行われます。タンブン(功徳を積む行為)が奨励され、線香をあげたり、花を供えたりする姿が見られます。
2026年5月11日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年5月14日(木)シハモニ国王誕生日 / King Norodom Sihamoni’s Birthday
カンボジア現国王であるノロドム・シハモニ陛下の生誕を祝う公式な祝日(公休日)です。シハモニ国王は、国民から広く敬愛されており、この日には王室への忠誠と敬意を表する様々な行事が行われます。もともと3日間の連休でしたが、国の経済発展を優先する目的で2020年から1日に短縮されています。この日も官公庁や多くの企業は休みとなります。
2026年5月15日(金)王室始耕祭 / Royal Ploughing Ceremony Day
毎年、雨季の到来と農耕シーズンの開始を告げる重要な国事行事であり、公式な祝日(公休日)です。プノンペン市内の王室前の広場などで、国王や政府高官も列席のもと、伝統的な耕儀式が厳かに行われます。王室の聖牛に米、トウモロコシ、豆、ゴマ、草、水、酒の7種類の供物を提示し、牛が何を食べるかによってその年の農業の豊作や社会全体の吉凶を占う伝統的な儀式です。
2026年5月19日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2026年5月26日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2026年6月3日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2026年6月10日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2026年6月18日(木)モニク前王妃誕生日 / Queen Norodom Monineath Sihanouk’s Birthday
カンボジアの国民から絶大な尊敬と人気を集める、ノロドム・シハヌーク前国王の妃であり、現在のシハモニ国王の母親であるノロドム・モニニアット王太后の生誕を祝う公式な祝日(公休日)です。この日には、王太后の健康と長寿を願う行事が行われ、国民は王室への深い敬愛を示します。
2026年6月18日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2026年6月25日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2026年7月3日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2026年7月10日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2026年7月18日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2026年7月25日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2026年8月2日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2026年8月9日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2026年8月16日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2026年8月24日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年8月31日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年9月7日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年9月15日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2026年9月16日(水)~18日(金)プチュン・バン(盂蘭盆) / Pchum Ben Days
カンボジアのお盆にあたる仏教の重要な行事で、クメール正月と並んで国民が最も大切にする期間の一つです。この期間中、カンボジアの人々は故郷に帰り、複数の寺院を巡って先祖の供養を行います。お供え物には、甘いもち米の団子「バン」などがあり、本堂に投げる「バン投げ」というユニークな風習もあります。クメール正月と同様、多くのカンボジア人が帰省するため、都市部は閑散としますが、地方の寺院は参拝者で賑わいます。プチュン・バン期間中のカンボジア旅行は、混雑や交通状況の変化に注意しましょう。プチュン・バン(盂蘭盆)の詳細
2026年9月23日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2026年9月24日(木)憲法記念日 / Constitutional Day
1993年9月23日、制憲議会が新しい憲法を発布し、立憲君主制を採択した日を記念する公式な祝日(公休日)です。これにより、ノロドム・シハヌーク国王が再び即位し、カンボジアは民主的な国家として新たなスタートを切りました。この日は、カンボジアの民主主義と主権の確立を祝う重要な日として、全国で記念行事が行われます。
2026年9月30日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2026年10月7日(水)仏日 / トゥガイ・セル
2026年10月15日(木)ノロドム・シハヌーク前国王記念日(命日) / Commemoration Day of Former King Norodom Sihanouk
2012年10月15日に崩御されたノロドム・シハヌーク前国王を追悼する公式な祝日(公休日)です。シハヌーク前国王は、カンボジアの独立に尽力し、激動の時代を生きた国民的英雄として、今もなお深く敬愛されています。この日は、プノンペンにある独立記念塔などで追悼式典が行われ、国民は前国王の功績を偲び、冥福を祈ります。
2026年10月15日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2026年10月22日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2026年10月29日(木)シハモニ国王即位記念日 / King Norodom Sihamoni’s Coronation Day
2004年10月29日にノロドム・シハモニ国王がカンボジア国王として即位されたことを記念する公式な祝日(公休日)です。国王は、シハヌーク前国王の意思を受け継ぎ、国民の融和と発展のために尽力されています。この日には、プノンペン王宮周辺で祝賀行事や、国王への忠誠を誓う儀式が行われ、国民が一体となってお祝いします。
2026年10月29日(木)仏日 / トゥガイ・セル
2026年11月6日(金)~8日(日)水祭り(ボン・オム・トゥーク) / Water Festival (Bon Om Touk)
毎年11月の満月の前後3日間にわたって開催される、カンボジアで最も華やかなお祭りの一つです。トンレサップ湖に逆流していたメコン川の水が、再び本流に向けて流れ始める「水の流れの転換」を祝うとともに、大地に恵みの雨をもたらすことに感謝する行事です。カンボジア各地でボートレースが行われますが、中でもプノンペンで開催される大会は最大規模を誇り、各州の予選を勝ち抜いた選手たちが熱いボートレースを繰り広げます。夜には先祖の供養と水の神様への感謝を込めて、美しい灯篭流しが行われ、花火が夜空を彩ります。水祭り期間中のカンボジア旅行は、活気あふれる雰囲気を楽しめますが、宿泊や移動の手配は早めに行いましょう。
2026年11月6日(金)仏日 / トゥガイ・セル
2026年11月9日(月)カンボジア独立記念日 / Independent Day
1953年11月9日、カンボジアがフランスからの完全な独立を達成したことを祝う国家の公式な祝日(公休日)です。この日は、カンボジアの主権と自由を象徴する重要な祝日であり、首都プノンペンでは独立記念塔を中心に、早朝から厳粛な式典やパレードが催されます。全国民が国旗を掲げ、独立の喜びと平和への感謝を共有します。
2026年11月14日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2026年11月21日(土)仏日 / トゥガイ・セル
2026年11月29日(日)仏日 / トゥガイ・セル
2026年12月7日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年12月14日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年12月21日(月)仏日 / トゥガイ・セル
2026年12月29日(火)仏日 / トゥガイ・セル
2026年12月29日(火)カンボジア平和の日 / Peace Day
カンボジアにおける長年の内戦と混乱を経て平和が回復されたことを記念し、2024年に新たに公休日として制定された祝日です。平和の尊さを再認識する日となっています。
2026年12月上旬頃 アンコールワット国際ハーフマラソン / Angkor Wat International Half Marathon
世界遺産アンコールワットを舞台に行われる国際的なハーフマラソン大会です。この大会は、例年12月の第1日曜日に開催される傾向があります。主催者であるアンコール小児病院(Angkor Hospital for Children – AHC)への支援を目的としたチャリティイベントとして開催されており、国内外から多くのランナーが参加します。病院の設立・運営、そしてこのマラソン大会には日本人医師が深く関わっており、日本からも継続的な支援が寄せられています。歴史的な遺跡群の中を走るというユニークな体験ができます。大会公式サイト:Angkor Hospital for Children – AHC
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