タイ旅行の基本情報

Thailand

タイ王国の基礎情報

正式国名
タイ王国
英語:Kingdom of Thailand
タイ語:ราชอาณาจักรไทย(ラーチャ・アーナジャク・タイ)。通称:เมืองไทย(ムアンタイ)
首都
バンコク
英語:Bangkok
タイ語:กรุงเทพมหานคร(クルンテープマハーナコーン)。通称:กรุงเทพ(クルンテープ)
人口
6980万人。世界で第20番目に人口が多い国です。
面積
513,120km2。日本の約1.4倍の広さです。
政治体制
ワチラーロンコーン国王(ラーマ10世)を元首に戴く立憲君主制です。2014年にタイ王国陸軍総司令官プラユット・チャンオチャが軍事クーデターを起こし、同年8月25日に首相に就任。憲法と議会を廃止して実権を掌握して以来、政党政治を禁止する軍事政権が続いています。
民族構成
タイ族が約75%、華人系は約14%で、福健省、広東省出身者が多いようです。その他、マレー系、インド系、モン族、カレン族など。
ちなみに、タイは出生地主義を取っているため、タイで生まれた人は自動的にタイ国籍を取得できます。
言語
公用語はタイ語。北部、東北部、南部、それぞれに方言があります。英語については、これまで欧米諸国の植民地となったことがないためか、一般の庶民はほとんど話しませんが、タイの大学生は、日本の学生より多少、流暢といった感じです。とはいえ、観光地のホテルやレストランでは、かなり英語が通じます。
宗教
仏教徒(南方上座部仏教)が約95%占めており、イスラム教徒が約4%、キリスト教徒が約0.6%、その他、ヒンドゥー教徒、シーク教徒もいます。なお、タイ国憲法では、宗教の自由が保証されています。
教育制度
日本と同じ6-3-3-4制を採用しています。つまり、6年間の初等学校、3年間前期の中等学校、3年間の後期中等学校で、さらに大学は一般に4年制です。なお、義務教育は初等教育6年間でしたが、1991年に中学3年修了までの9年間と定めています。
ちなみに、大学は全国に国立大学が約30校あり、私立大学が約50校あります。
時差
日本とタイとの間には-2時間の時差があります。日本の正午がタイの午前10:00となります。なお、タイにサマータイムはありません。
タイ在留邦人数
在タイ日本大使館によると、タイに長期滞在者および永住している日本人は合計40,249名です(2022年5月24日時点)。

タイ旅行の基本情報

ビザ・パスポート
【ビザ(査証)】観光目的で入国後30日以内に出国する予約済み航空券、および1人1万B(家族で2万B)相当の現金があれば、ビザなしで30日(29泊30日)滞在できます。隣接国からの陸路や海路での入国は1暦年に2回まで可能)。それ以上滞在する場合は、原則としてビザが必要となります。
【パスポート】タイ入国後30日(29泊30日)以内の観光目的の滞在の場合(往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事が条件)、日本国籍であればビザなしで入国することができますが、国際規定によりパスポートの残存期間は6ヶ月以上と定められています。
※ビザ・パスポート等の情報は、予告なく変更されることがあります。必ず大使館、領事館、旅行会社でご確認ください。
持ち込み制限
たばこ:紙巻き200本、またはその他250g。
酒類:1本(または1L以内)。
通貨 / 貨幣
タイの通貨の単位は「バーツ/Baht」です。補助通貨としてサタン(1バーツ=100サタン)が用いられています。
硬貨は、25サタン、50サタン、1バーツ、5バーツ、10バーツ硬貨の4種類あります。
紙幣は、緑色の20バーツ、青色の50バーツ、赤色の100バーツ、紫色の500バーツ、グレーの1000バーツの5種類が使われています。現在は発行されていない10バーツ紙幣も、稀に見かけます。
1バーツ ≒3.73円(2022年5月24日時点)
チップについて
タイでは元々、チップの習慣はありませんでしたが、欧米からの観光客が増えるとともに、ある程度、チップが根付いてきています。場合によりますが、20バーツ~100バーツが目安です。
【ホテル】荷物を運んでくれたボーイやルームサービスには20B程度。
【レストラン】しっかりとしたレストランでは、会計の5~10%が目安ですが、多くても100バーツ程度。
【タイ式マッサージ、スパ】一般的な店なら満足度に応じて1時間なら50バーツから100バーツが目安です。
なお、チップは基本的に硬貨ではなく、紙幣で支払いましょう。
税金
タイでは、ほとんどの商品に7%のVAT(付加価値税)がかけられています。条件が揃っていればVATを払い戻すことができます。手続き可能なショップ以外でのショッピング、ホテル宿泊料やレストランの支払いなどタイ国内で消費されるサービスにかかる税金は、還付の対象外です。
参照:タイの消費税(VAT)について – タイ国政府観光庁
電圧と電源プラグ
電圧は220V、周波数は50Hzです。コンセント・プラグの形状は、日本と同じ2穴のA型の他、BF、Cなどが使われおり、数種類のプラグが共用できる差し込み口も多くあります。 なお、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要となります。
カシムラ 海外用変換プラグ BFタイプ
海外用電源プラグBFタイプ
海外用変換プラグ BFタイプ
ビデオ方式
タイのテレビやビデオはPAL方式です。日本やアメリカが採用しているNTSC方式とは異なるため、一般的な日本国内のビデオデッキでは再生はできません。ちなみに、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、ラオスなど東南アジアの多くの国でもPAL方式を採用しています。
DVD方式
マレーシアのリージュンコードは「3」です。一方、日本のリージュンコードは「2」です。そのため、「Allcode」と明記されているDVDでない限り、日本では見ることができません。視聴したい場合は、リージョンフリーのマルチプレーヤーを利用。
飲み水
タイの水道水は、飲み水として適していません。コンビニエンスストアやスーパーマーケットで、飲料水の300ml入りペットボトルが1本10バーツ程度で売られており、手軽に購入できます。
喫煙・飲酒
たばこの展示販売は禁止されているため、店頭には陳列されていません。購入の意思を伝えると、取り出してくれます。
なお、タイでは、20歳未満は、たばこ、アルコール類の購入は不可。
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