2025年 / 2026年 韓国の祝日・記念日カレンダー【旅行・ビジネスに役立つ】

Korea, Festival

韓国は、歴史と現代が融合する魅力あふれる国です。活気ある街並みや豊かな自然、そして温かい人々に触れる韓国旅行を計画する際、現地の祝日を事前に把握することは非常に重要です。韓国では、一般的に祝日は『公休日(コンヒュイル / 공휴일)』と呼ばれます。公休日(コンヒュイル)は単なる休日にとどまらず、韓国の人々の暮らし、文化、経済活動に深く影響を与えます。この韓国カレンダーを参考に、旅の計画をスムーズに進め、現地の文化をより深く体験しましょう。

韓国の祝日(公休日)を理解するための基礎知識

韓国の祝日(公休日)を理解する上で欠かせないのが、「旧暦(農暦)」の存在です。私たちが普段使うグレゴリオ暦(新暦)とは別に、韓国では古くから伝わる太陰太陽暦である旧暦(農暦)が、今も伝統的な祝祭日の日付を決定するために広く使われています。

旧暦(農暦)の文化的意味と日常生活での活用

旧暦(農暦)は、その起源を古代中国に持ち、東アジアを中心に広く用いられてきた暦です。太陽の動きと月の満ち欠けの両方に基づいており、かつて農業が主要産業だった時代には、種まきや収穫の時期を知る上で欠かせない役割を担っていました。

韓国では、旧暦(農暦)が現代の生活にも深く息づいています。特に、旧暦(農暦)で祝われる「ソルラル(旧正月)」「チュソク(秋夕)」は、韓国社会において最も重要な二大祝日(公休日)とされています。これらは単なる公休日ではなく、遠方の家族や親戚が一堂に会し、先祖を敬う茶礼(チャレ)を行い、共に伝統料理を囲む一大イベントであり、民族大移動を伴います。誕生日、特に還暦などの人生の節目や、結婚式・お葬式といった冠婚葬祭の日取りも、旧暦(農暦)を参考に決めることが珍しくありません。

振替休日制度と韓国の連休

韓国では祝日が日曜日と重なると「振替休日(대체공휴일)」が適用されます。2013年に一部の祝日を対象に導入され、2021年以降は対象が拡大されました。ただし、土曜日と重なった場合には振替休日になる祝日とそうでない祝日があります。また、週休二日制も広く普及しており、土日と祝日(公休日)が組み合わさることで、長期の韓国連休を利用して韓国旅行やレジャーに出かける人が多く見られます。そのため、祝日(公休日)やそれに伴う連休期間中は、主要な観光地や交通機関が非常に混雑します。

祝日(公休日)がもたらす影響と地方祝日について

祝日(公休日)期間中は、銀行や官公庁、企業の多くが休業します。特に銀行の窓口サービスは基本的に停止するため、両替や重要な金融取引は連休前に済ませておくのが賢明です。ATM(韓国では「365コーナー」と呼ばれることもあります)は多くの場所で利用できますが、他行利用や時間帯によっては手数料がかかる場合があります。国際送金も、送金先の国の休日や銀行の状況によっては遅れる可能性があるため、注意が必要です。

交通機関、とくにKTXや高速バスは、ソルラルやチュソクの民族大移動時に混雑し、チケットは事前予約が必須です。一方で、大型デパートや韓国旅行者向けのショップ、飲食店、テーマパークなどは通常通り営業していることも多いので、訪問前に公式サイトなどで営業状況を確認しておくと安心です。

なお、韓国の祝日(公休日)は基本的に国によって定められ全国一律で適用されるものがほとんどです。特定の地域や地方自治体が独自に公休日を定める慣習は一般的にはありません。例えば「済州道民の日」のような地方記念日は存在しますが、これらは法定公休日ではないため、実務的には企業が営業したり学校が登校日となる場合が多いため、注意が必要です。

このカレンダーでは、各祝日の文化的な背景や、バレンタインデー、ペペロデーなどのユニークな記念日も併せて解説。季節ごとの韓国の魅力を発見し、韓国への渡航計画を立てる皆様にとって、よりスムーズで充実した体験の一助となれば幸いです。

なお、韓国の公休日の仕組み、ルールは、大韓民国政府の法令情報サイトで確認することができます。관공서의 공휴일에 관한 규정(国家法令情報センター / 국가법령정보센터)

2025年 韓国の祝日・休日・記念日カレンダー

赤字は国が定めた祝日です。

2025年1月1日(水)新正月(シンジョン / 신정 / New Year’s Day)
新暦のお正月。韓国では旧正月が盛大なため、1月1日のみが休日となることが多いです。元旦には初日の出を見に海や山へ出かける人も多く、日本と同様に年賀状を送る習慣もあります。
2025年1月28日(火)~30日(木)旧正月(ソルラル / 설날 / Lunar New Year)
旧暦のお正月で、韓国の2大名節の一つです。1月28日(火)が旧暦の大晦日、1月29日(水)が旧正月の元旦にあたります。家族が故郷に集まりお祝いし、お歳暮を送る習慣があるため、大規模な商戦が繰り広げられます。
2025年2月3日(月)立春(イプチュン / 입춘 / Start of Spring)
二十四節気の一つで、春の始まりを告げる日です。この日に「立春帖」と呼ばれる縁起の良い言葉を門や柱に貼る習慣があり、季節の節目として意識されています。
2025年2月5日(水)~9日(日)ソウルファッションウィーク(ソウルペションウィーク / 서울패션위크 / Seoul Fashion Week)
アジアを代表するファッションイベントの一つで、韓国のトップデザイナーや新進気鋭の若手デザイナーによる最新コレクションが発表されます。K-POPアイドルも多数来場し、世界中のファッション関係者やファンから注目を集めます。
2025年2月12日(水)満月(テボルム / 대보름 / The First Full Moon)
陰暦1月15日、新年最初の満月の日です。農繁期の準備と無病息災を願う日で、各地で伝統的な遊びやイベントが催されます。冷たい食べ物を食べる習慣もあります。
2025年2月14日(金)バレンタインデー(バレンタインデー / 발렌타인데이 / Valentine’s Day)
ローマ帝国のヴァレンチノ司祭に由来する日で、韓国でも愛の誓いの日とされています。女性が男性にチョコレートを贈る習慣があり、2週間前からチョコレート商戦がヒートアップ。街中がカップルで賑わいます。
2025年3月1日(土)三一節(サミルジョル / 삼일절 / Independence Movement Day)
1919年3月1日に日本植民地支配からの自主独立を求めて行われた独立運動を称える記念日です。光復節、開天節と並ぶ韓国の3大祝日の一つ。街中に太極旗が掲げられ、追悼行事も催されます。土曜日が祝日となるため、3月3日(月)が振替休日となります。
2025年3月14日(金)ホワイトデー(ホワイトデー / 화이트데이 / White Day)
バレンタインデーにチョコレートを貰った男性が、そのお返しとして女性にキャンディやマシュマロ、ホワイトチョコレートなどを贈る日です。スーパーやコンビニ、パン屋では様々なお菓子販売合戦が繰り広げられます。
2025年3月20日(木)春分の日(チュンブン / 춘분 / Spring Equinox)
日本では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として祝日ですが、韓国では公休日ではありません。昼と夜の長さがほぼ同じになり、季節の変わり目を感じる日です。
2025年4月5日(土)寒食(ハンシッ / 한식 / Hansik)
ソルラル、タノ、チュソクと並ぶ韓国の四大名節の一つです。冬至から105日目に当たる日で、もともと冷たい料理を食べる習慣がありましたが、現在は先祖のお墓参りをする日となっています。
2025年4月5日(土)植木日(シンモギル / 식목일 / Arbor Day)
森林への関心を高めるため、1949年に制定された記念日で、植樹を行う日です。2006年までは祝日でしたが、現在は公休日ではありません。各地で植樹活動などが行われます。
2025年4月14日(月)ブラックデー(ブラックデー / 블랙데이 / Black Day)
韓国では、バレンタインデーとホワイトデーに恋人ができなかった人が、黒いソースのジャージャー麺(チャジャンミョン)を食べる日とされています。友人と集まって食事を楽しむ人も多いです。
2025年5月5日(月)子供の日(オリニナル / 어린이날 / Children’s Day)
釈迦誕生日(ソッカタンシニル / 석가탄신일 / Buddha’s Birthday)
子供たちの健やかな成長を願う国の祝日です。旧暦4月8日にあたるこの日は、お釈迦様の誕生を祝う日でもあり、韓国ではチョパイル(初八日)とも呼ばれます。街中に蓮華を模した燃灯が灯り、ソウルでは韓国仏教最大の祭典「ヨンドゥンチュッチェ」(燃灯祝祭)が開催されます。この日はこどもの日と重なるため、翌日が振替休日となります。
2025年5月6日(火)子供の日 振替休日 / Children’s Day Substitute Holiday / 어린이날 대체공휴일 (オリニナル テチェゴリュイル)
こどもの日と釈迦誕生日が5月5日に重なったため、振替休日が適用されます。
2025年6月6日(金)顕忠日(ヒョンチュンイル / 현충일 / Memorial Day)
国のために命を捧げた兵士や殉国者に敬意を払い、冥福を祈る祝日です。国立ソウル顕忠院(ヒョンチュンウォン)では、大統領も参列する大規模な追悼行事が執り行われます。
2025年6月21日(土)夏至(ハジ / 하지 / Summer Solstice)
1年で最も日が長い日です。夏至には、収穫の最盛期を迎えるじゃがいも料理を食べる習慣があります。日本の夏至とは異なり、特に大きなイベントはありません。
dancing on street during daytime
2025年7月20日(日)伏日(チョボッ / 초복 / Chobok – First Dog Days)
日本の「土用の丑」のように、夏の暑気払いに滋養食を食べる日です。伏日は暑い盛りの7月~8月にかけて三回あり、この日は初伏です。参鶏湯(サムゲタン)など栄養のつくものを食べる習慣があります。伏日(ポンナル)の詳細
2025年7月30日(水)伏日(チュンボッ / 중복 / Jungbok – Middle Dog Days)
夏の暑気払いで滋養食を食べる伏日のうち、二番目の中伏にあたります。初伏と同様に、参鶏湯(サムゲタン)や補身湯(ポシンタン)など、暑さを乗り切るための栄養食が好まれます。伏日(ポンナル)の詳細
2025年8月9日(土)伏日(マルボッ / 말복 / Malbok – Last Dog Days)
夏の暑気払いで滋養食を食べる伏日のうち、最後となる末伏です。猛暑が続くこの時期に、夏の疲労回復と体調管理のために参鶏湯などを食べて、英気を養う習慣が根付いています。伏日(ポンナル)の詳細
2025年8月15日(金)光復節(クァンボクチョル / 광복절 / National Liberation Day)
日本の植民地支配からの解放と大韓民国政府樹立を祝う独立記念日です。三一節、開天節と並ぶ韓国の3大祝日の一つ。街中に太極旗が掲げられ、全国各地で記念行事が盛大に行われます。光復節の詳細
2025年9月17日(水)~26日(金)釜山国際映画祭(プサンクッチェヨンファジェ / 부산국제영화제 / Busan International International Film Festival)
アジア最大級の国際映画祭で、毎年世界中から映画関係者や映画ファンが集まります。釜山を代表する文化イベントの一つであり、最新のアジア映画や世界各国の話題作が上映されます。釜山国際映画祭の詳細
2025年9月23日(火)秋分の日(チュブン / 추분 / Autumnal Equinox)
日本では「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」祝日ですが、韓国では公休日ではありません。昼と夜の長さがほぼ同じになり、本格的な秋の到来を感じる日です。秋分(チュブン)の詳細
2025年10月3日(金)開天節(ケチョンジョル / 개천절 / National Foundation Day)
朝鮮民族の始祖とされる神話上の檀君(タングン)が古朝鮮を建国したことを記念する祝日です。この日は単独の祝日となります。
2025年10月5日(日)~7日(火)秋夕(チュソク / 추석 / Chuseok)
旧暦の8月15日(中秋節)に祖先祭祀やお墓参りをする韓国の最も重要な祝日の一つです。ソルラルと並ぶ二大名節。韓国の秋夕は通常、旧暦8月15日当日と、その前後1日ずつの合計3日間が連休となります。2025年は10月6日(月)が旧暦8月15日に当たり、秋夕の前日から休みが始まります。地方への「民族大移動」が始まるので、旅行の際は交通機関の混雑に注意が必要です。2025年は、10月5日(日)から10月7日(火)までが連休となり、10月8日(水)は振替休日となります。
2025年10月8日(水)秋夕 振替休日 / Chuseok Substitute Holiday / 추석 대체공휴일 (チュソク テチェゴリュイル)
秋夕の連休と重なることによる振替休日です。
2025年10月9日(木)ハングルの日(ハングルラル / 한글날 / Hangeul Day)
朝鮮王朝第4代王の世宗(セジョン)大王が15世紀に朝鮮語固有の表音文字であるハングルを公布したことを記念する祝日です。2013年から再び国の祝日に制定され、各地でハングルをテーマにしたイベントが開催されます。
2025年11月7日(金)立冬(イットン / 입동 / Ipdong – Start of Winter)
冬の気配がたち始める日です。韓国では、この時期に冬に備えてキムチ漬けを作る「キムジャン」の準備を始める合図とされています。
2025年11月11日(火)ペペロデー(ペペロデー / 빼빼로데이 / Pepero Day)
ペペロ(日本のポッキーに相当する棒状のお菓子)を親しい人に贈る日です。毎年11月に入ると、コンビニやスーパー、パン屋などがペペロ一色となり、バレンタインデーやホワイトデーに並ぶ菓子業界の一大商戦時期となります。
2025年12月21日(日)冬至(トンジ / 동지 / Dongji – Winter Solstice)
1年で最も夜が長い日です。韓国では「小豆粥(パッチュク)」というあずきと米を一緒に炊いたお粥を食べる習慣があります。これにより厄除けや健康を願います。
2025年12月25日(木)聖誕節(ソンタンジョル / 성탄절 / Christmas Day)
クリスチャンが総人口の約3割を占める韓国では、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスも国が定めた祝日です。12月初旬からデパートや商業ビルは華やかなイルミネーションで彩られます。
韓国繁華街の人出

旅のヒント&アイデア

       
  • 旧正月(ソルラル)と秋夕(チュソク)の期間は、公共交通機関(特に高速鉄道KTXや高速バス)の予約が非常に困難になります。通常、約1ヶ月前から予約が開始されるため、早めの手配をおすすめします。外国人観光客は、コレイルパス(Korail Pass)を利用すると、一部の列車で予約がしやすくなる場合があります。詳しくはコレイル(韓国鉄道公社)の公式サイトをご確認ください。
  •    
  • 主要な祝日には、ソウル市内の宮殿や博物館などで伝統文化イベントが開催されることがあります。観光客も楽しめる企画が多いので、事前にチェックしてみましょう。イベント情報は、韓国観光公社の公式サイトや、景福宮、昌徳宮などの各宮殿の公式サイトで確認できます。
  •    
  • イベント参加:ソウルマラソンや釜山国際映画祭などの大規模イベントに参加予定の場合は、航空券や宿泊施設の予約を早めに行いましょう。イベント期間中は周辺の混雑が予想されます。

なお、韓国の公休日の仕組み、ルールは、大韓民国政府の法令情報サイトで確認することができます。관공서의 공휴일에 관한 규정(国家法令情報センター / 국가법령정보센터)

2026年 韓国の祝日・休日・記念日カレンダー

赤字は国が定めた祝日です。

2026年1月1日(木) 元日 / New Year’s Day / 신정 (シンジョン)
新暦のお正月。韓国では旧正月が盛大なため、1月1日のみが休日となることが多いです。元旦には初日の出を見に海や山へ出かける人も多く、日本と同様に年賀状を送る習慣もあります。
2026年2月16日(月)~2026年2月18日(水) 旧正月(ソルラル) / Seollal / 설날 (ソルラル)
旧暦のお正月で、韓国の2大名節の一つです。2月16日(月)が旧暦の大晦日、2月17日(火)が旧正月の元旦にあたります。家族が故郷に集まりお祝いし、お歳暮を送る習慣があるため、大規模な商戦が繰り広げられます。
2026年2月3日(火)立春(イプチュン / 입춘 / Start of Spring)
二十四節気の一つで、春の始まりを告げる日です。この日に「立春帖」と呼ばれる縁起の良い言葉を門や柱に貼る習慣があり、季節の節目として意識されています。
2026年3月3日(火)満月(テボルム / 대보름 / The First Full Moon)
陰暦1月15日、新年最初の満月の日です。農繁期の準備と無病息災を願う日で、各地で伝統的な遊びやイベントが催されます。冷たい食べ物を食べる習慣もあります。
2026年2月22日(日)~26日(木)ソウルファッションウィーク(ソウルペションウィーク / 서울패션위크 / Seoul Fashion Week)
アジアを代表するファッションイベントの一つで、韓国のトップデザイナーや新進気鋭の若手デザイナーによる最新コレクションが発表されます。K-POPアイドルも多数来場し、世界中のファッション関係者やファンから注目を集めます。
2026年2月14日(土)バレンタインデー(バレンタインデー / 발렌타인데이 / Valentine’s Day)
ローマ帝国のヴァレンチノ司祭に由来する日で、韓国でも愛の誓いの日とされています。女性が男性にチョコレートを贈る習慣があり、2週間前からチョコレート商戦がヒートアップ。街中がカップルで賑わいます。
2026年3月1日(日) 三一節 / Independence Movement Day / 삼일절 (サミルジョル)
1919年3月1日に日本植民地支配からの自主独立を求めて行われた独立運動を称える記念日です。光復節、開天節と並ぶ韓国の3大祝日の一つ。街中に太極旗が掲げられ、追悼行事も催されます。
2026年3月2日(月) 三一節 振替休日 / Independence Movement Day Substitute Holiday / 삼일절 대체공휴일 (サミルジョル テチェゴリュイル)
三一節が日曜日に重なるため、振替休日が適用されます。
2026年3月14日(土)ホワイトデー(ホワイトデー / 화이트데이 / White Day)
バレンタインデーにチョコレートを貰った男性が、そのお返しとして女性にキャンディやマシュマロ、ホワイトチョコレートなどを贈る日です。スーパーやコンビニ、パン屋では様々なお菓子販売合戦が繰り広げられます。
2026年3月20日(金)春分の日(チュンブン / 춘분 / Spring Equinox)
日本では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として祝日ですが、韓国では公休日ではありません。昼と夜の長さがほぼ同じになり、季節の変わり目を感じる日です。
2026年3月(日程未定) ソウルマラソン / Seoul Marathon / 서울마라톤
毎年春に開催される、ソウル市内を駆け抜ける国際マラソン大会です。正確な日程は後日発表されますが、例年多くの参加者と観客で賑わいます。
2026年4月5日(日)寒食(ハンシッ / 한식 / Hansik)
ソルラル、タノ、チュソクと並ぶ韓国の四大名節の一つです。冬至から105日目に当たる日で、もともと冷たい料理を食べる習慣がありましたが、現在は先祖のお墓参りをする日となっています。
2026年4月5日(日)植木日(シンモギル / 식목일 / Arbor Day)
森林への関心を高めるため、1949年に制定された記念日で、植樹を行う日です。2006年までは祝日でしたが、現在は公休日ではありません。各地で植樹活動などが行われます。
2026年4月14日(火)ブラックデー(ブラックデー / 블랙데이 / Black Day)
韓国では、バレンタインデーとホワイトデーに恋人ができなかった人が、黒いソースのジャージャー麺(チャジャンミョン)を食べる日とされています。友人と集まって食事を楽しむ人も多いです。
2026年5月5日(火) こどもの日 / Children’s Day / 어린이날 (オリニナル)
子どもたちの健やかな成長を願う公休日です。
2026年5月23日(土) 釈迦誕生日(旧暦4月8日) / Buddha’s Birthday / 부처님오신날 (プチョニムオシンナル)
お釈迦様の誕生を祝う日であり、韓国ではチョパイル(初八日)とも呼ばれます。街中に蓮華を模した燃灯が灯り、ソウルでは韓国仏教最大の祭典「ヨンドゥンチュッチェ」(燃灯祝祭)が開催されます。土曜日が祝日となるため、**5月25日(月)が振替休日**となります。
2026年5月25日(月)釈迦誕生日 振替休日 / Buddha’s Birthday Substitute Holiday / 부처님오신날 대체공휴일 (プチョニムオシンナル テチェゴリュイル)
釈迦誕生日が土曜日と重なったことによる振替休日です。
2026年6月6日(土) 顕忠日 / Memorial Day / 현충일 (ヒョンチュンイル)
国のために命を捧げた兵士や殉国者に敬意を払い、冥福を祈る祝日です。国立ソウル顕忠院(ヒョンチュンウォン)では、大統領も参列する大規模な追悼行事が執り行われます。土曜日が祝日となるため、振替休日は適用されません。
2026年6月21日(日)夏至(ハジ / 하지 / Summer Solstice)
1年で最も日が長い日です。夏至には、収穫の最盛期を迎えるじゃがいも料理を食べる習慣があります。日本の夏至とは異なり、特に大きなイベントはありません。
2026年7月15日(水)伏日(チョボッ / 초복 / Chobok – First Dog Days)
日本の「土用の丑」のように、夏の暑気払いに滋養食を食べる日です。伏日は暑い盛りの7月~8月にかけて三回あり、この日は初伏です。参鶏湯(サムゲタン)など栄養のつくものを食べる習慣があります。伏日(ポンナル)の詳細
2026年7月25日(土)伏日(チュンボッ / 중복 / Jungbok – Middle Dog Days)
夏の暑気払いで滋養食を食べる伏日のうち、二番目の中伏にあたります。初伏と同様に、参鶏湯(サムゲタン)や補身湯(ポシンタン)など、暑さを乗り切るための栄養食が好まれます。伏日(ポンナル)の詳細
2026年8月15日(土) 光復節 / Liberation Day / 광복절 (クァンボッチョル)
日本の植民地支配からの解放と大韓民国政府樹立を祝う独立記念日です。三一節、開天節と並ぶ韓国の3大祝日の一つ。街中に太極旗が掲げられ、全国各地で記念行事が盛大に行われます。光復節の詳細
2026年8月14日(金)伏日(マルボッ / 말복 / Malbok – Last Dog Days)
夏の暑気払いで滋養食を食べる伏日のうち、最後となる末伏です。猛暑が続くこの時期に、夏の疲労回復と体調管理のために参鶏湯などを食べて、英気を養う習慣が根付いています。伏日(ポンナル)の詳細
2026年9月23日(水)秋分の日(チュブン / 추분 / Autumnal Equinox)
日本では「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」祝日ですが、韓国では公休日ではありません。昼と夜の長さがほぼ同じになり、本格的な秋の到来を感じる日です。秋分(チュブン)の詳細
2026年9月頃(日程未定) ソウル・フード・フェスティバル / Seoul Food Festival / 서울푸드페스티벌
韓国の豊かな食文化を体験できる大規模なフードイベントです。国内外の有名シェフが集まり、多彩な料理やワークショップが楽しめます。正確な日程は後日発表されます。
2026年9月24日(木)~2026年9月26日(土) 秋夕(チュソク) / Chuseok / 추석 (チュソク)
旧暦の8月15日(中秋節)に祖先祭祀やお墓参りをする韓国の最も重要な祝日の一つです。ソルラルと並ぶ二大名節。韓国の秋夕は通常、旧暦8月15日当日と、その前後1日ずつの合計3日間が連休となります。2026年は9月25日(金)が旧暦8月15日にあたり、秋夕の前日から休みが始まります。地方への「民族大移動」が始まるため、旅行の際は交通機関の混雑に注意が必要です。2025年は、9月24日(木)から9月26日(土)までが連休となります。
2026年10月3日(土) 開天節 / National Foundation Day / 개천절 (ケチョンジョル)
朝鮮民族の始祖とされる神話上の檀君(タングン)が古朝鮮を建国したことを記念する祝日です。土曜日が祝日となるため、振替休日は適用されません。
2026年10月9日(金) ハングルの日 / Hangeul Day / 한글날 (ハングルラル)
朝鮮王朝第4代王の世宗(セジョン)大王が15世紀に朝鮮語固有の表音文字であるハングルを公布したことを記念する祝日です。2013年から再び国の祝日に制定され、各地でハングルをテーマにしたイベントが開催されます。
2026年10月頃(日程未定) 釜山国際映画祭 / Busan International Film Festival / 부산국제영화제
アジア最大級の映画祭の一つで、世界各国から映画関係者やファンが集まります。最新のアジア映画を中心に、多様な作品が上映されます。正確な日程は後日発表されます。釜山国際映画祭の詳細
2026年11月7日(土)立冬(イプトン / 입동 / Ipdong – Start of Winter)
冬の気配がたち始める日です。韓国では、この時期に冬に備えてキムチ漬けを作る「キムジャン」の準備を始める合図とされています。
2026年11月11日(水)ペペロデー(ペペロデー / 빼빼로데이 / Pepero Day)
ペペロ(日本のポッキーに相当する棒状のお菓子)を親しい人に贈る日です。毎年11月に入ると、コンビニやスーパー、パン屋などがペペロ一色となり、バレンタインデーやホワイトデーに並ぶ菓子業界の一大商戦時期となります。
2026年11月(日程未定) G-STAR(国際ゲーム展示会) / G-STAR (International Game Exhibition) / 지스타
韓国最大の国際ゲーム展示会で、最新のゲームタイトルや技術が紹介されます。ゲーム業界のプロフェッショナルから一般のゲームファンまで、多くの人が訪れます。正確な日程は後日発表されます。
2026年12月21日(月)冬至(トンジ / 동지 / Dongji – Winter Solstice)
1年で最も夜が長い日です。韓国では「小豆粥(パッチュク)」というあずきと米を一緒に炊いたお粥を食べる習慣があります。これにより厄除けや健康を願います。
2026年12月25日(金)聖誕節(ソンタンジョル / 성탄절 / Christmas Day)
クリスチャンが総人口の約3割を占める韓国では、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスも国が定めた祝日です。12月初旬からデパートや商業ビルは華やかなイルミネーションで彩られます。
タイトルとURLをコピーしました