シンガポール旅行前に知っておきたい!基本情報&最新ガイド

シンガポール共和国の基礎情報

正式国名
シンガポール共和国
英語:Republic of Singapore
マレー語:Republik Singapura
首都
シンガポール
英語:Singapore
公的な首都は存在せず、都市国家全体が首都機能を持っています。
人口
約592万人(2025年時点)。世界で最も人口密度の高い国の一つです。
面積
734.3km2。東京23区の約1.2倍の広さです。
政治体制
議院内閣制の共和制です。国家元首は大統領、行政の長は首相です。自由で公正な選挙が行われていますが、与党人民行動党(PAP)が1959年の自治獲得以降、一貫して政権を維持しています。
民族構成
多民族国家であり、華人系が約74%、マレー系が約13%、インド系が約9%を占めます。その他、ユーラシア系など。
言語
公用語は英語、マレー語、中国語(北京語)、タミル語の4つです。中でも英語が共通語として広く使用されており、行政、教育、ビジネスの場で使われています。
宗教
仏教、キリスト教、イスラム教、道教、ヒンドゥー教などが混在しています。最新の統計では、仏教徒が約31%、キリスト教徒が約19%、イスラム教徒が約15%です。また、約20%が無宗教です。
教育制度
6-4-2-3/4制を採用しています。6年間の小学校、4年間の中学校(または5年間)、2年間のジュニアカレッジ(または3年間のポリテクニック)に進み、大学は3~4年制です。義務教育は小学校6年間です。
時差
日本とシンガポールの間に時差はありません。日本と同一時間帯です。なお、シンガポールにサマータイムはありません。
シンガポール在留邦人数
在シンガポール日本国大使館によると、シンガポールに長期滞在している日本人は合計約4万1千名です(2024年10月1日時点)。

シンガポール旅行の基本情報

ビザ・パスポート
【ビザ(査証)】観光目的で入国する場合、日本国籍者は90日以内の滞在であればビザは不要です。
【パスポート】シンガポール入国時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要です。
※ビザ・パスポート等の情報は、予告なく変更されることがあります。必ず大使館、領事館、旅行会社でご確認ください。
持ち込み制限
たばこ:シンガポールはたばこの持ち込みに関して非常に厳しく、1本から課税対象となります。電子タバコは持ち込み、使用ともに禁止されています。
酒類:18歳以上の旅行者は、免税範囲内で酒類の持ち込みが可能です。
その他:チューインガムは、医療目的など一部例外を除き、持ち込み、販売、購入が禁止されています。
通貨 / 貨幣
シンガポールの通貨単位は「シンガポール・ドル/Singapore Dollar (SGD)」です。補助通貨としてセント(1SGD=100セント)が用いられています。
有効な紙幣はS$2, S$5, S$10, S$50, S$100, S$1,000です。なお、S$10,000紙幣は発行停止されており、流通量もごく僅かです。
硬貨は、1セント、5セント、10セント、20セント、50セント、S$1があります。ただし、1セント硬貨は現在、ほぼ流通していません。
1シンガポールドル≒115円(2025年8月現在)
チップについて
シンガポールでは、基本的にチップの習慣はありません。高級ホテルや高級レストランでは、料金にサービス料(通常10%)が加算されていることが一般的です。サービス料が含まれていない場所でも、チップは不要です。
税金
シンガポールでは、ほとんどの商品やサービスに9%のGST(物品サービス税)がかけられています。条件が揃っていれば、外国人旅行者はGSTの払い戻し(Tourist Refund Scheme)を受けることができます。申請にはパスポートと購入時のレシートが必要です。
電圧と電源プラグ
電圧は230V、周波数は50Hzです。コンセント・プラグの形状は、主に英国と同じ3穴のG型(BFタイプ)ですが、古い建物などではC型やM型が使われている場合もあります。日本の電化製品を使用する場合は、変圧器と変換プラグが必要となります。
ビデオ方式
シンガポールのテレビやビデオはPAL方式です。日本が採用しているNTSC方式とは異なるため、一般的な日本国内のビデオデッキでは再生できません。
DVD方式
シンガポールのリージョンコードは「3」です。一方、日本のリージョンコードは「2」です。そのため、「Allcode」と明記されているDVDでない限り、日本では見ることができません。
飲み水
シンガポールの水道水は、世界保健機関(WHO)の飲料水ガイドラインに準拠しており、厳格な品質管理とモニタリングが行われています。そのため、安心して飲むことができます。
喫煙・飲酒
たばこの購入・喫煙は21歳以上から。公共交通機関や屋内施設は基本的に禁煙です。また、午後10時30分から翌朝7時までの公共の場所での飲酒は禁止されています。
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